チェルシーが獲得目指したマルキーニョス【写真:Getty Images】
守備陣の補強を目指していたチェルシーは、移籍最終日にリーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFマルキーニョスの獲得に動いていたようだ。1日の英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、チェルシーは2570万ポンドから4040万ポンド(約47億1000万円から約74億1000万円)の間で2度のオファーを試みたが、いずれもPSGに拒否されたとしている。
もともとはエバートンに所属するDFジョン・ストーンズ獲得を目指していた。しかし、3度に渡る猛アタックを仕掛けるも拒否されていたため、21歳ながら昨季公式戦42試合に出場し抜群の存在感を示していたマルキーニョスにターゲットを変えていたようだ。
だが、マルキーニョスの獲得も叶わなかったため、最終的にリーグ1のナントからセネガル代表DFパピ・ジロボジとチャンピオンシップ(2部)のレディングからジャマイカ代表DFマイケル・ヘクターをそれぞれ獲得することで守備陣の補強を完了させている(ヘクターは獲得後すぐに前所属のレディングへレンタル移籍)。
移籍市場の最後まで確かな将来性を秘めているマルキーニョスとストーンズの獲得を目指していたが、結局無名の2選手獲得に終わってしまった。
チェルシーは今季開幕戦から1勝1分2敗と苦しい状況に立たされており、リーグ2番目に多い失点数が何よりも課題だった。それを克服するため、何としても若き最強CBを手に入れたかったところだが、残念ながら物足りなさを感じる結果に終わっている。
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