W杯2次予選の2試合を控えた日本代表は1日、練習を行った。この日から先月30日に試合をして帰国したばかりの海外組もトレーニングに参加している。

　ドイツのヘルタ・ベルリンから合流した原口元気は、時差ぼけからか「着いた時は眠かった」というが、「練習では身体もしっかり動いた」とリカバリーは問題なかったようだ。

　スコアレスドローに終わった6月のシンガポール戦では、後半途中から出場しボランチのような位置でプレーした。またクラブでもサイドの他に最前線に入るなど、様々なポジションを務めている。

「サイドで勝負したいっていう気持ちも、もちろんある」と本音を覗かせたが、「自分の良さはどこでもできるところ」とマルチロールぶりをアピールしていくつもりだ。

　どのポジションにも競争はあるが、得意のサイドで勝負するなら武藤嘉紀は強力なライバルとなる。直近のブンデスリーガで2点を叩き出した武藤の活躍は「刺激になる。僕も負けずに刺激を与えられるようにしたい」と抱負を述べた。

　結婚を発表し、守るものが増えた原口。「より一層頑張らなきゃいけないなと思います」と決意を新たにしていた。

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