現地時間1日の午後6時、イングランド・プレミアリーグの移籍市場が締め切られた。他の欧州主要リーグでは8月31日が締切だったが、イギリスでは「サマーバンクホリデー」という休日だったため、1日遅く締切を迎えている。

　最終日となったこの日も多くの移籍が成立しているが、インテルの日本代表DF長友佑都の加入が噂されていたレスター・シティから同選手獲得の発表はなかった。

　長友にはサンプドリアやジェノア、レバンテ、ベンフィカといったクラブが獲得に興味を示していたが、31日時点での獲得発表はなく、残す可能性は事実上「レスター移籍」か「インテル残留」の二択となっていた。

　しかし、プレミアリーグの移籍市場最終日に長友獲得を発表するクラブは現れず、インテルへの残留が確定した。

　レスター加入となればFW岡崎慎司とのコンビも期待されていたが、2人が同じチームでプレーするのは日本代表だけになるようだ。

　インテルは31日、ガラタサライからブラジル人DFアレックス・テレスを獲得している。ロベルト・マンチーニ監督が好む左利きの左サイドバックであり、インテルに残留した長友はテレスとポジションを争うことになる。

　昨季のセリエAでは負傷により出場機会を失ってしまった長友。強力なライバルからポジションを奪い、再び輝きを取り戻せるだろうか。

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