いまだリーグ戦無得点のリオネル・メッシ(左)とクリスティアーノ・ロナウド(右)【写真:Getty Images】
第2節を終えたリーガエスパニョーラは、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナFWリオネル・メッシの二人が未だゴールなしという近年では非常に珍しい事態になっている。30日付のスペイン紙『マルカ』がで報じた。
同紙によると、開幕戦から2試合でC・ロナウドとメッシの両雄がゴールを奪えなかったシーズンは今まで存在しておらず、史上初めてのことだ。
メッシは開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦ではPKのチャンスを得たが、結果はストップされ、2試合目のマラガ戦でもノーゴール。最後に開幕から2試合ノーゴールだったのは、8年前の2007/08シーズンまでさかのぼる。
C・ロナウドも2試合を終えてノーゴール。プレシーズンから1ゴールしか奪っていないが、レアル・マドリーラファ・ベニテス監督は「チーム内で一番シュートを放っているのはクリスティアーノだ。その件に関しては心配していない」としているが、5-0と大差で勝利したベティス戦でもゴールスコアラーに名を連ねることは出来なかった。
1試合1ゴール以上の得点率を誇る両選手が、いまだにゴールが奪えていない状況は少し奇妙に見えるかもしれない。たった2試合ゴールを決めていないだけで、“史上初”という不名誉な肩書がついてしまったが、逆にいえばそれだけ2人が多くのゴールを決めてきた証拠でもある。
しかし、代表戦の休息後には必ずゴールを決めてくれるだろう。
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