「セットプレーから点が入って楽になった」
――この試合は3-1で勝利した。内容と結果について
「いやもう最初本当に暑くて。相手も5バック気味でスペースもなかなかなかったし、こっちの前線も凄く足が止まったり、もちろんスペースがないのでどこに動けばいいのかっていうのもありましたので、凄くスペースを見つけるのに苦労した。ただ上手くボールをもっと慌てずに回し続ければ良かったのかなという気はします。
もっと効率よく、オバ(ピエール=エメリック・オーバメヤン)のサイドのスペースを使えばいいって監督に言われましたけど、もっとそういうところを、スペースがない中で見つけていかなきゃいけないし、そういう意味では苦労しましたけど、ただセットプレーから点が入ったことは本当に気持ち的に楽にハーフタイムを迎えられました」
――ショートコーナーで中に切り返してファーを狙う、ヨーロッパリーグ(EL)オッド戦のアウェイでもそうだったが、狙いのひとつか
「ショートコーナーを使え使えって前から言われていたんで、うまくそれが結果に繋がって良かったし、いいボールが上げれたんじゃないかなって思います」
――普段だったら守りのとき4-2-3-1の形で香川選手はトップ下の位置で始まるが
「基本的には3ボランチでしたけど、守備になったら前に行くようにって言われていました。なかなかそこの行き方が今日、特に前半は空いていなかった。どこから行けばいいのかっていうのをチームとして統一出来ていなかったし、それが常々一歩遅れていた。まして暑くてプレスにチームとしての一体感がなかったので、そういう取りどころが今日はなかなか見つからなかったですね」
――普段だったらどういうところで取りたかったか
「もちろんサイドに追いやって取りたかったですけど、もう一回キーパーに戻されたりして、チームとしてラインを下げたときにまた詰められたりしてボランチ入れられて遅れてまた俺が行って、またトップ下ぐらいに当てられて、そこで取りきれなかったんで苦労しましたね」
――2点目のシーンを振り返って
「ビッグクラブとやったら一発でオフサイドを取られると思うので、あれはヘルタのディフェンスラインのミスかなという気がする。俺もちょっと遅れたかなと思ったけど、あれはラッキーでしたけどね。ただああいう狙いは大事ですし、逆サイドのサイドバックがあそこに上がってくるっていうのはやっぱりこういう引いた相手には大事なんで、そこは今後も狙っていきたいなと思っています」