ドルトムントに所属するMFブワシュチコフスキ【写真:Getty Images】
リバプールがボルシア・ドルトムントに所属するポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキの獲得を検討している。
積極的な補強を進めるリバプールは、プレミアリーグ開幕3試合で2勝1分と上々のスタートを切ったものの、トップ4を狙うには控えの選手層がまだまだ薄い。そのため、移籍市場閉鎖までにベジクタシュへの期限付き移籍が囁かれるセルビア代表のFWラザル・マルコビッチに代わるサイドアタッカーの即戦力を探していると見られている。
英紙『テレグラフ』によると、リバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督が、トーマス・トゥヘル新体制のドルトムントでほとんど出場機会を得られていないブワシュチコフスキに目を付けたと報じられている。同選手は今年1月に右ひざ前十字じん帯を負傷し不本意なシーズンに終わった。今季は来年6月に開催されるEURO2016に出場するため、プレー時間を確保することを優先的に考えているという。
なお、2018年夏までドルトムントとの契約を残すブワシュチコフスキには、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSV、アーセナル、ベティスなどが関心を示しており、一部のクラブはレンタルでの獲得を狙っていると伝えられている。
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