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岡崎擁するレスター、好調攻撃陣の裏に隠れた守備の不安。記念すべき1勝挙げた昇格組ボーンマス戦へ

現地時間29日、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、アウェイで昇格組のボーンマスと対戦する。無敗で2位につけるリーグ戦で3試合7得点と好調の攻撃陣だが、一方で守備には大きな不安を抱えている。

text by 編集部 photo by Getty Images

無敗のレスター。攻撃陣は好調、守備陣は不安

岡崎擁するレスター、好調攻撃陣の裏に隠れた守備の不安。記念すべき1勝挙げた昇格組ボーンマス戦へ
レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司【写真:Getty Images】

 プレミアリーグの第4節、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはアウェイでボーンマスと対戦する。

 前節のトッテナム戦では、無得点に終わった岡崎。プレミア初ゴールとなったウェスト・ハム戦に続く2戦連発とはならなかった。それでもパフォーマンス自体は決して悪くはなく、コンディションも上向き。アウェイとはいえ相手が昇格組のボーンマスとあれば、ゴールを期待せずにはいられない。

 現在のレスターで最も好調なのは前節でも同点弾を決めたリヤド・マハレズだ。アルジェリア代表のウインガーは現在4ゴールで得点ランク単独首位に立っている。

 右サイドでドリブルを仕掛け、その左足から繰り出される正確無比なシュートは放物線を描きながらネットに突き刺さる。今プレミアで最も波に乗る“絶好調男”だ。

 3試合で無敗の2位につけるレスターだが、3試合で7得点という攻撃陣の裏で、4失点を許している守備陣は大きな不安を抱えている。

 トッテナム戦での失点シーンは、ハリー・ケインのドリブルに対して4人がマークにつき、パスを受けたナセル・シャドリに手薄となった背後へクロスを入れられると、後ろから走り込んできたデル・アリにフリーで決められるというものだった。

 相手のドリブルに対して人数をかけながら誰もチャレンジにいけず、クロスを上げられればボールウォッチャーになってしまうシーンは何度か見られた。この試合では1失点で済んだが、プレミアリーグの並み居るビッグクラブとの対戦では、見逃してくれないかもしれない。

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