ピエール=エミル・ホイビェア【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのクラブ史上最年少デビュー記録を持つデンマーク代表MFピエール=エミル・ホイビェアだが、トップチームでの将来が不透明になっている。
昨季後半戦はアウクスブルクに期限付き移籍して16試合に出場したが、期待されたほどのインパクトは残せなかった。今季は一度復帰したものの、アルトゥール・ビダルの加入などもあって未だ公式戦での出場機会がない。
独『キッカー』が26日に報じたところによれば、これに目を付けたミランが新たな司令塔として迎えることを検討しているという。現在サンプドリアのロベルト・ソリアーノや、モナコのジョアン・モウチーニョの動向を追っているミランだが、ホイビェアが次善の策になるようだ。
一方のバイエルンに将来トップチームで主力を担うであろう有望な20歳を簡単に放出する意思はなく、移籍の場合は期限付き移籍での武者修行に限られる。大柄で年齢に似合わない冷静さと大胆な突破力を備えたセントラルMFはドイツ王者でポジション争いに挑むのか、移籍市場の残り時間は少ない。
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