マンチェスター・ユナイテッドのGKビクトール・バルデス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのGKビクトール・バルデスが、トルコ1部のベジクタシュ移籍に近づいているようだ。26日の英紙『エクスプレス』が報じている。
同紙によると、ベジクタシュはバルデスに対して2年契約と1年延長のオプション付きで交渉を進めており、すでに選手本人とは合意に達しているようだ。
今夏にはリーガ・エスパニョーラのバレンシアやメジャーリーグサッカー(MLS)のシアトル・サンダーズも獲得に興味を示していたが、ようやく移籍先が決まりそうである。しかし、依然としてスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの去就は不透明な状態だ。
それでも、ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は、バルデスがセカンドチームでのプレーを拒否したことに激怒し「私の哲学に従わなかった」として、チームから除外している。
バルデスを戦力外として背番号も与えず、デ・ヘアのバックアッパーにはサンプドリアを退団したアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロを獲得していた。
ファン・ハール監督とバルデス、両者の関係は完全に破綻しており、このまま退団へと向かいそうだ。
【了】