マインツのFW武藤嘉紀【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのマインツを率いるマーティン・シュミット監督は、第2節のボルシア・メンヘングラードバッハ(ボルシアMG)戦で先発出場を果たした日本代表FW武藤嘉紀を高評価した。25日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
武藤はFWハイロ・サンペリオと共にスタメン出場を果たすと、試合終了間際の91分までプレーを続け、チームの勝利に大きく貢献している。得点こそなかったものの、初先発で存在感を発揮していた。
同紙によると、武藤は試合中に12.4kmを走ったとしている。それに対してシュミット監督は「まるで、シンジのようだった」と語り、プレミアリーグのレスター・シティに移籍した先輩・岡崎慎司の面影を見たようだ。
また、マインツのゼネラル・マネージャー(GM)を務めるクリスチャン・ハイデル氏は「すごい! 私は本当に心から彼を賞賛しているよ。彼は2回に1回はチャンスを作りだしていた」とコメントし、武藤を絶賛する言葉を述べている。
ボルシアMG戦でアピールに成功した武藤は「僕はとても上手くプレーできたと思うし、戦術も上手くはまり、僕たちは勝った。それが最も重要であり、僕は非常に嬉しく思っている」と述べ、チームの勝利を喜んでいる。
ブンデスリーガ開幕戦のインゴルシュタットとの試合では途中出場だったものの、今節はスタメン奪取に成功した。次節は29日にホームでDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦する。
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