岡崎慎司が所属するレスターは移籍市場終盤でも補強を続けるようだ。英紙『デイリー・メール』が24日、新たなターゲットの名前を報じている。

　レスターの獲得リストに名前が載ったのは、2部バーミンガム所属のデマライ・グレイだ。昨季ブレイクした19歳のウィンガーをベンチ要員として確保に動いている。

　現在は3試合で4得点を挙げているリヤド・マハレズと、元U-21イングランド代表のマーク・オルブライトンがレスターのサイドを支えているが、控えは1人もいない。緊急時は新加入のクリスティアン・フクスか、左SBのレギュラーを務めるジェフリー・シュラップに頼らざるをえない状態で、長いシーズンを戦い抜くには心もとない。

　バーミンガムの下部組織で育ったグレイは一昨季トップチームデビューを飾ると、昨季いきな2部で41試合に出場して6得点を挙げる大活躍を披露。年代別のイングランド代表にも継続的に招集されるなど将来を期待されている。

　今夏プレミアリーグに昇格したボーンマスにも獲得を狙われたが、その際は2018年まで契約延長に応じ、一旦は残留かと思われていた。そのため引き抜きには市場価値とされる350万ユーロ（約4億8000万円）以上の移籍金が必要になると見られる。

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