伊紙に辛口評価を下された本田
若手CBロドリゴ・エリーの退場によって本田が交代の憂き目にあった23日のフィオレンティーナ戦後、地元紙は本田に対し辛めの評価をつけていた。
中盤の組み立てが効かない中、下がってきたことを献身性ととるメディアもあったが、一方でトップ下のエリアで攻撃面での存在感が希薄だったことは厳しく批判されていた。以下は各紙の評価及び評点。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 5.5
「ボールを受けるため、かなり後ろに下がってきた。これは彼のファイトを示すとともに、ミランがラインを上げて攻め込むのに苦労していることの証明でもあった。(CBエリーの)退場ののちに犠牲となる」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 5
「前線では少ししか姿が確認できず、中盤で防塁を築いていた」
『トゥットスポルト』 4.5
(評点欄の見出しには「本田は幽霊のようだった」との記述あり)
「アルテミオ・フランキでは幽霊のように彷徨っていた。エリーの退場がなかったとしても、交代させられるにふさわしいパフォーマンスだった」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 5
「献身を強いられる試合となった。とはいえその献身性は無駄に終わっていたが。そしてエリーが退場させられた時、彼自身が犠牲となる」
『ラ・レプッブリカ』 5
「エリーの退場の後でサパタを投入するにあたり、交代を余儀なくされる。もっともプレーにアイデアは余りなかった。ルイス・アドリアーノやバッカを動かすために必要なきっかけを作ってあげることが出来なかった。(トップ下での)プレーはまだ彼のものになっておらず、その中に埋没する」
【了】