現地時間23日にリーガエスパニョーラ第1節のバルセロナ対アスレチック・ビルバオの試合が行われ、FWルイス・スアレスの決勝点となるゴールでバルセロナが1-0で勝利した。

　苦しみながら1勝目を挙げることに成功したものの、バルサは負傷により2人の選手を失うことになりそうだ。

　試合開始して19分、DFダニエウ・アウベスが相手選手との接触により内転筋を負傷し、MFセルジ・ロベルトとの交代を余儀なくされる。続いて63分にもMFセルヒオ・ブスケッツが同じような形で負傷し、担架でピッチ外に運ばれた。

　スペイン紙『スポルト』によると、D・アウベスは最低1ヶ月間、ブスケスは15日間の離脱が予測されるとしている。だが、バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督は悲観した様子はなく「深刻なものではないようだ」と語っている。詳細は24日に行われる精密検査で判明するようだ。

　リーグ優勝を争うレアル・マドリーは第1節でスポルティング・ヒホンを相手に0-0で引き分けている。開幕戦勝利でライバルよりも1歩先に出たものの、2人の負傷はバルセロナにとって大きな痛手となるかもしれない。

　バルサは次節、ホームでマラガと対戦し、第3節には一昨季王者であるアトレティコ・マドリーとアウェイで対戦する。検査結果次第ではあるが、D・アウベスとブスケツを欠いてこの試合に臨むことになりそうだ。

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