チェルシーのFWペドロ【写真:Getty Images】
【WBA 2-3 チェルシー プレミアリーグ第3節】
イングランド・プレミアリーグ第3節が23日に行われ、チェルシーはアウェイでウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と対戦した。
チェルシーは開幕戦で一発退場したGKクルトワと前節ハーフタイムでベンチに下がったDFテリーが先発。また、バルセロナから加入したFWペドロがいきなりスタメン出場を果たす。
最初の決定機はWBA。13分、ドリブルで仕掛けたMFマクマナマンがエリア内でMFマティッチに倒されPKを獲得。しかし、MFモリソンのシュートはクルトワに止められゴールならず。
先制したのはチェルシー。20分、ペドロがMFアザールとのワンツーでエリア内に侵入し、相手DFが密集するなか強引に左足を振り抜くとボールはゴール右下に吸い込まれ、プレミアデビュー戦で移籍初ゴールを決めた。ペドロは30分にもカウンターからゴール前にシュート性のグラウンダーパスを送り、FWジエゴ・コスタの追加点をお膳立てした。
一方、WBAは35分、新加入のFWロンドンの折り返しをモリソンがゴール正面からダイレクトで合わせて1点を返す。
しかし、チェルシーは42分、MFセスクのパスを受けたジエゴ・コスタのポストプレーの落としをDFアスピリクエタが右足で流し込み相手を突き放す。
後半に入ると、チェルシーが劣勢になる。54分、テリーが縦パスに抜け出したロンドンをエリア手前で後ろから倒してしまい一発退場となってしまう。
すると、WBAは59分、マクマナマンの左サイドからのクロスをモリソンがバックヘッドで押し込み、再び1点差に詰め寄る。61分にはFWランバートと投入し、1人少なくなったチェルシーを攻め立てようとする。
WBAは終盤にかけて相手ゴール脅かすも、最終的に同点ゴールは奪えなかった。チェルシーは数的不利にもかかわらず、ボールを奪えば冷静にボールを保持し、最後まで相手に主導権を握らせなかった。試合はチェルシーが3-2でWBAを下し、今季リーグ戦初白星を飾った。
チェルシーは次節、ホームでクリスタル・パレスと対戦。一方、開幕3試合未勝利のWBAはアウェイでストークと戦う。
【得点者】
20分 0-1 ペドロ(チェルシー)
30分 0-2 ジエゴ・コスタ(チェルシー)
35分 1-2 モリソン(WBA)
42分 1-3 アスピリクエタ(チェルシー)
59分 2-3 モリソン(WBA)
【了】