遠藤航【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第8節が22日に行われ、湘南ベルマーレは川崎フロンターレに2-1と逆転勝利を収めた。
キックオフ直後、三竿雄斗のフィードが相手に渡ると、そのまま攻め込まれて失点した。勢いを生み出すはずが追いかける展開となった。しかし、遠藤航は「切り替えはみんなできたと思う。焦れないで逆転を狙っていった」と、失点を気にせず全員で前を向いたことを明かした。
湘南の狙いは明確だった。相手がボールを支配する時間が長かったが「それはわかっていた」と遠藤。相手のやることを理解してたからこそ、「奪いどころで奪ってショートカウンターを狙うことは意識していた」と、やるべきことを徹底できた。
そして、同点ゴールは自分たちが圧力をかけたからこそ生まれた。
「プレスをかけ続けるからゴールに繋がると思う。湘南らしさが出たかなと」と満足そうな表情を浮かべた。
また、相手の強力FWに対しても体を張って対応した。
「大久保選手はゴール前の駆け引きやボールを持っていない時の動き出しも長けている方なので、どこにいるかを把握して対応した」
遠藤だけでなく、周囲の選手も粘り強い守備を見せていた。力を出し切り、勝ち点3を掴み取った。
次節は昨季の三冠王者・ガンバ大阪との対戦だ。「僕らが上位に食い込むためにも倒していかないといけない」と、必勝を期した。
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