チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、所属クラブの選手たちを名指しで批判していると、英メディア『スカイ』が伝えている。

　王者チェルシーは、リーグ初戦でスウォンジーと引き分け、16日に行われた第2節でマンチェスター・シティに0-3で敗れた。開幕2試合未勝利は1998年以来17年ぶりの出来事となり、モウリーニョ体制では過去最悪のシーズンスタートとなっている。

　ポルトガル人指揮官は選手たちのパフォーマンスについて「誰の出来にも満足していない。特にブラニスラフ・イバノビッチ、ガリー・ケイヒル、ジョン・テリー、セサル・アスピリクエタ、エデン・アザール、セスク・ファブレガス、ネマニャ・マティッチらのコンディションに満足していない」と名指しで選手たちを批判。続いて「だが一番は私の調子に満足していない。なぜなら以前の方が良い結果を得ていたからだ」と自身の指導力にも言及し、チーム全体で不振を乗り越える必要性を強調した。

　一方、アザールは「我々は自分たちのプレーを取り戻す必要がある。もっとゴールを決めて、失点を減らす。全員がさらに良いパフォーマンスを示さなければならない。苦戦が続いていることには驚いてはいないよ。監督は『次のシーズンはハードになるぞ』って言っていた。次は3試合目になるし、最後にトップに立つためには勝ち始めないといけない」と気を引き締めた。

　チェルシーは23日に行われるプレミアリーグ第3節でウェスト・ブロムウィッチと対戦する。

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