点の取り合いになる可能性も
2ndステージの序盤に連敗を喫するなど、やや出遅れた浦和。しかし、現在は2連勝中と調子を取り戻しつつある。
前々節のアルビレックス新潟戦はズラタンと梅崎司、前節の湘南ベルマーレ戦は槙野智章と複数の選手がゴールを挙げている。FWは武藤雄樹や興梠慎三の日本代表コンビが注目されるが、彼ら以外にも得点源はおり、ビッグクラブの層の厚さを感じさせる。
一方、仙台は少し心配だ。1stステージは7位だったものの、2ndステージは17位と振るわない。前節の鹿島アントラーズ戦は野沢拓也が爆発。古巣相手に鮮やかな2ゴールを叩き込んだが、結果は逆転負け。勝ち点を伸ばすことはできなかった。
すでに5敗の仙台だが、うち4試合は1点差と拮抗しており、何かきっかけがあれば盛り返すことも可能だろう。
両者の対戦成績は、浦和の5勝7分3敗。1stステージでは打ち合いの末、4-4の引き分けに終わっている。このカードは昨年も多くのゴールが生まれており、興行的にもかなり魅力的といえるだろう。
【次ページ】両チームの予想スタメン