J1の湘南ベルマーレは21日、ブラジル人FWファビオ・ダ・コンセイソン・アモリン(25)の加入を発表した。背番号は39に決定。
アモリンは2007年からヴァスコ・ダ・ガマで1年間プレーし、2009年から昨年までインテルナシオナウに在籍していた。クラブは同選手の特徴を「巧みな技術を持ち、チャンスメークもできるアタッカー」と紹介している。
アモリンはクラブを通じ「湘南ベルマーレでプレーすることが決まり本当に幸せに感じています。これから湘南のためにチームメイトと共に全力を出し切って戦いたいという決意です」とコメント。
続けて「自分自身はドリブルやパスの配給、特に味方の決定機を作るようなラストパスが特長です。すでに数週間湘南で練習をしていますが、チームメートはすごくいい仲間ばかりでプロ意識が高いと感じます。人間性も素晴らしく本当に居心地のいいチームメートに囲まれていると思います」と新天地の印象を語った。
さらに「監督は厳しいところもありますが、監督が要求することを果たすことができれば、間違いなくチームが進化していくだろうと思うので、前向きに取り組んでいきたいと思っています。できるだけ早く日本のサッカーに馴染んで自分のプレーを通じて多くの人と喜びを分かち合いたいです」と意気込んだ。
湘南は開幕前にブラジル人FWブルーノ・セザルを期限付き移籍で獲得するも、リーグ戦とナビスコカップを合わせ11試合で1ゴールと精彩を欠き、6月に退団。J1リーグ2ndステージは7節終了時点で6位タイと好調な滑り出しを見せているだけにアモリンの加入でさらなる上位進出を目指す。
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