八百長により3部へ降格したカターニア【写真:Getty Images】
イタリアサッカー連盟(FIGC)は20日、セリエBのカターニアが八百長によりレガ・プロ(3部相当)への降格処分を科したことを発表した。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、カターニアは降格を避けるために6試合で八百長が行われたとされている。昨シーズンの最終的な順位は15位に終わり、降格を免れる形となっていた。
2014/15シーズンの順位を自動的に最下位とされ、今シーズンは勝ち点12マイナスされた状態から始まることになる。
また、レガ・プロのサヴォナとテラーモも八百長が発覚し、セリエD(4部相当)に降格することもFIGCから発表された。
カターニアには元日本代表FW森本貴幸が在籍した経験があり、日本でも馴染みのあるクラブである。シーズン前から大きなペナルティを受けたことで、2部へ返り咲くのは厳しい道のりとなりそうだ。
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