ヴォルフスブルクに所属するMFペリシッチ【写真:Getty Images】
日本代表のDF長友佑都が所属するインテルは、ヴォルフスブルクに所属するクロアチア代表のMFイバン・ペリシッチを是が非でも獲得したいと考えているようだ。
伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ヴォルフスブルクはペリシッチ放出の条件として移籍金1700万+ボーナス300万の計2000万ユーロ(約27.4億円)を提示しており、前金で少なくとも1000〜1200万ユーロの支払いを要求している。
しかし、インテルは移籍金の支払いを先延ばしにするため、ペリシッチを期限付き移籍+買取オプションで獲得したい意向があるようだ。同クラブは前金で500〜800万ユーロを支払い、将来的に1200万ユーロを用意するとしている。
インテルは今夏、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反による罰金2000万ユーロ(そのうち1400万ユーロは条件つき)の支払いを避けるため、スイス代表のMFジェルダン・シャキリをストーク・シティに放出し、さらにはクロアチア代表のMFマテオ・コバチッチもレアル・マドリーに間もなく売却すると伝えられている。
なお、同クラブはコバチッチ移籍の際に3500万ユーロ(約48億円)+ボーナスを手にすることが見込まれており、その一部をペリシッチに投資する模様だ。
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