ブラニスラフ・イバノビッチ【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第2節でマンチェスター・シティに敗れ、開幕から未勝利が続く王者チェルシー。圧倒的な強さを見せつけた昨季と打って変わり、ファンにとっては不安ばかりが募るシーズンのスタートとなったが、選手は何も心配していないようだ。
シティ戦の途中からキャプテンマークを巻いたブラニスラフ・イバノビッチは『ガーディアン』紙で「僕たちにとって非常に難しく、残念な結果に終わったが、終わったところへ引き返すことはできない。これがプレミアリーグで、毎試合がファイナルのようなものだし、楽しまなくてはならないんだ」と前向きな姿勢を強調している。
さらに「最初の2試合は上手くいかなかったが、まだ36試合も続く。僕らは進歩しなければならないというのはよくわかっている」と、長く続くシーズンに向けてファンに落ち着きを求める。
一方、昨季に比べてプレッシャーが強くなり、それに慣れる必要があるとチームに警告するイバノビッチは、「僕らは昨季を忘れなくてはダメだ。そして今季どうやって勝ち点を掴んでいくか考え始めなくてはならない」と気を引き締めた。
スウォンジーに引き分け、シティに敗れたことで、早くも首位に5ポイントの差をつけられてしまったが、チェルシーは王者の意地を見せて再び浮上することができるだろうか。
【了】