ロベルト・ヒメネス【写真:Getty Images】
ヴォイチェフ・シュチェスニーがローマへ去り、若手のエミリアーノ・マルティネスもウォルバーハンプトンへレンタル移籍したため、アーセナルには起用できるGKが2人しかいなくなってしまった。
開幕戦で低調な出来を批判されたペトル・チェフと、移籍も噂されるダビド・オスピナだけでは心もとないため、アーセン・ヴェンゲル監督は補強も検討しているようだ。
しかし、正GKクラスの実力者ではなく控えの立場を受け入れる人材になると見られる。伊『カルチョメルカート.com』は、その候補がオリンピアコスのスペイン人GKロベルト・ヒメネスだと報じた。
ロベルトはチャンピオンズリーグでの経験が豊富で、オリンピアコスでは在籍した2シーズン連続でリーグ優勝を支えた。29歳を迎えてキャリアの最盛期にあるが、移籍金は400万ユーロ(約5億5000万円)ほどと格安で獲得できる。
オリンピアコスには今季からギリシャ代表期待の若手GKステファノス・カピーノやジョージア代表GKギオルギ・ロリアといった各国代表クラスの選手が加入してポジション争いが激化している。
アーセナルへ移籍してもベンチ生活が濃厚だが、アトレティコ・マドリーやベンフィカ、サラゴサに在籍した元有望株はビッグクラブ挑戦を決断するだろうか。
【了】