相手選手と競る香川真司【写真:Getty Images】
【ドルトムント 4-0 ボルシアMG ブンデスリーガ開幕戦】
ドイツ・ブンデスリーガ第1節が15日に行われ、香川真司が所属するドルトムントはホームでボルシアMGと対戦した。
ドルトムントは最前線にオーバメヤンを起用し、2列目でムヒタリアン、ロイスとともに香川が先発出場を果たす。移籍が噂されるギュンドアンもスタメンに名を連ねた。
試合を動かしたのは昨季も主力の3人だった。ドルトムントは15分、フンメルスからのパスを受けた香川がワンタッチではたき、最後はロイスの正確なフィニッシュで先制する。
そして21分にオーバメヤン、33分にムヒタリアンが追加点を奪って完全に主導権を握ったドルトムントが3点のリードを手にして前半を終えた。
後半に入ってもドルトムントの勢いは止まらない。細かいパスをつないでボールをキープし、縦パスをきっかけにスピードを上げてゴールに迫る。50分には再びムヒタリアンがゴールを陥れリードは4点になった。
得点の欲しい香川だったが、65分にオーバメヤンとのワンツーでディフェンスラインの裏に抜け出してフリーで打ったシュートは枠のわずか左へ。決めなければいけないビッグチャンスを逃してしまう。
相手を全く寄せ付けないドルトムントは78分にロイスに代えてカンプル、オーバメヤンに代えて再起を図るA・ラモスをピッチへ送り出し、試合を締めにかかる。香川も85分にS・ベンダーとの交代を告げられベンチへ下がった。
最後までボールを決定的な形で相手に渡さず主導権を握り続けたドルトムントが、4点のリードを完璧に守り切って試合終了。大事なリーグ開幕戦を勝利で飾った。次節は23日に昇格組のインゴルシュタットと対戦する。
【得点者】
15分 1-0 ロイス(ドルトムント)
21分 2-0 オーバメヤン(ドルトムント)
33分 3-0 ムヒタリアン(ドルトムント)
50分 4-0 ムヒタリアン(ドルトムント)
【了】