対戦成績は拮抗
2連勝でG大阪戦を迎えるFC東京だが、今回も左サイドバックの太田宏介は欠場となる。14日には右太腿二頭筋長頭肉離れと診断されたというリリースも出された。全治に3~4週間かかる見込みで、しばらくは太田抜きで戦うことになる。
果敢なオーバーラップや高精度のキックを欠くのは痛手だが、左サイドに回った徳永悠平が安定感を見せ、右で出場した松田陸も攻守に奮闘している。ダメージは最小限に抑えれられているのではないか。
また高橋秀人はボランチの位置で効果的なプレーを見せ、前節のヴァンフォーレ甲府戦では試合を決めるゴールも決めた。梶山陽平の不在をしっかりと埋めている。前線では新加入のネイサン・バーンズがゴールに近づいており、初得点が期待される。
G大阪はスルガ銀行杯でリーベル・プレートに敗れたが、南米最高峰のレベルを体感できたことは大きいだろう。
そしてこの試合に出なかった宇佐美貴史らはコンディションも良好だろう。パトリックや倉田秋と共にFC東京ゴールをこじ開けることができるだろうか。
これまでの対戦成績はFC東京から見て10勝6分11敗。昨年は1勝1敗で、今季の1stステージ開幕戦は打ち合いの末、2-2の引き分けで終わっている。今回も見応えのある戦いが期待できるのではないだろうか。
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