アシュリー・コール【写真:Getty Images】
ローマに所属する元イングランド代表DFアシュリー・コールがシーズン開幕を目前にして“無職”になる可能性が高くなった。英紙『ガーディアン』などが14日に報じている。
昨季チェルシーから加入したA・コールだったが、期待されたほどのパフォーマンスを見せられずホセ・ホレバスとのポジション争いに敗れ、わずか11試合の出場にとどまった。
今季はホレバスがワトフォードへ移籍し、純粋な左SBがA・コールのみになったにもかかわらず、14日に行われたセビージャ戦のメンバーから漏れており、すでに指揮官の構想から外れている。また、パリ・サンジェルマンから22歳のフランス代表DFリュカ・ディーニュの獲得に迫っており、立場はより厳しいものとなった。
そこでローマはイングランド代表107試合出場を誇る34歳のベテランとの契約を解除しようと動いている。仮に実現すれば相当額の人件費を削減でき、ディーニュの獲得もよりスムーズに進むからだ。
すでに『ガーディアン』紙は両者が契約解除で合意に達したと伝えており、まもなく公式発表になると見られる。
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