CLの前に行われるユースの試合
子供たちが罵声を飛ばすと、どこか微笑ましい。
10月23日、レバークーゼンのホームスタジアム、バイアレーナに隣接するウルリッヒ・ハーバーランドシュタディオンでは、UEFA Youth LeagueグループAの第3節、レバークーゼン対シャフタール・ドネツクの一戦が行われた。
ユースリーグとは、ごく簡単に言ってしまうとU-19世代のためのチャンピオンズリーグ、といったところだ。13-14シーズン、つまり今シーズンよりスタートしたUEFAの新しい取り組みで、CLの本戦グループステージに駒を進めたクラブに出場資格が与えられる。
そしてCLのグループステージでの組み合わせがそのままユースリーグの組み合わせとなる。趣旨としては、若手に国際競争の経験の場を与える、といったところのようだ。
日程については、一部を除いてCLと同様に火曜、水曜のミッドウィークに行われ、時間についてはCLよりも早めのキックオフとなる。レバークーゼン対シャフタールの試合は、午後14時のキックオフだった。同日に行なわれたバイエルン対プルゼニの試合は15時に始まり、カードによって試合開始時間はまちまちである。
開催場所は、今節のレバークーゼンのようにCLが行われるスタジアムのすぐ側で行われることがあれば、シャルケ対チェルシーのように、遠く離れたスタジアムで行われる試合もある。
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