トッテナムに所属するMFエリクセン【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスが、トッテナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得に動いていると、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ユベントスは今夏、チリ代表のアルトゥーロ・ビダルがバイエルン・ミュンヘンに移籍したため、攻撃的MFの補強を目指している。これまではドイツ代表のユリアン・ドラクスラー、マリオ・ゲッツェ、イルカイ・ギュンドアン、またブラジル代表のオスカール、ラミレスなどの獲得が取り沙汰されてきたが、どの交渉も金銭面で開きがあり、未だ合意には取り付けられていない。
そのため、ユベントスはおよそ1350万ユーロ(約18.6億円)でアヤックスからトッテナムに加入したエリクセンにターゲットを変更。しかし、トッテナムは2500万ユーロ(約34.7億円)から3000万ユーロ(約41.4億円)を要求すると見られる一方で、ユベントスは2000万ユーロ(約27.7億円)から2300万ユーロ(約31.7億円)でオファーすると伝えられており、ここでも移籍金に大きな隔たりがあるようだ。
なお、23歳のエリクセンは、2013年8月にトッテナムへ加入以降、チームの司令塔として代えがきかない選手に成長し、2014/15シーズンはプレミアリーグ全38試合出場で10得点を挙げている。
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