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インテル、不整脈で引退した23歳の元選手のスタッフ就任を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

インテル、不整脈で引退した23歳の元選手のスタッフ就任を発表
現役時代のフェリチェ・ナタリーノ氏【写真:Getty Images】

 インテルは、21歳の時に心臓の不整脈のため現役を引退していたDFフェリチェ・ナタリーノ氏(23歳)が、スタッフに加わったことをツイッター上で発表した。

 ツイッターには「フェリチェ・ナタリーノはインテルユースのオブザーバースタッフに就任した。彼に最高の幸運を。クラブ一同」と綴っている。

 ナタリーノ氏は2009年にインテルの下部組織に加入。2010年にトップチームに昇格し、同年11月のパルマ戦で公式戦デビューを果たした。各世代別のイタリア代表としてU-16からU-19まで出場した経験を持ち、U-21では試合に出場することはなかったものの、イタリア代表としての将来が嘱望されていた。

 2013年2月に心臓の不整脈を治す手術を行ったが、復帰は叶わず同年10月に現役引退を宣言。インテルではなく外国でなら現役続行の道もあったとされているが、本人は心臓に負担をかけたくないという思いから引退を決断し、父とともにサッカースクールで働く道に進んでいた。

【了】

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