フェデリコ・バルザレッティが引退【写真:Getty Images】
セリエAのローマを昨季限りで退団していた元イタリア代表DFフェデリコ・バルザレッティが現役引退を表明し、記者会見を行った。
近年は負傷に悩まされていたバルザレッティは昨季最終節のパレルモ戦で567日ぶりの出場を果たし、それが現役最後の試合となった。
「パレルモ戦が僕の現役最後の試合になるとわかっていた。あの試合は僕の心に永遠に刻まれている」と振り返るバルザレッティだが、最後に夢が叶ったと明かしている。
「オリンピコでの最後の試合で、4人の子どもたちをピッチに連れていくことができた。本当にファンタスティックだ」
負傷の影響もあって自身が満足いくプレーをできなくなったことが引退を決断した理由と説明した33歳は、「ローマや僕がこれまで在籍したすべてのクラブに感謝したい。そしてファンの皆さんにも。彼らは僕らがプレーする理由のすべてだ」と感謝を述べ、引退会見を終えた。
今後はローマに残ってワルテル・サバディーニSD(スポーツディレクター)の下で第2の人生をスタートさせる見込みとなっている。
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