ダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
イケル・カシージャスに代わる新守護神を確保すべく動いていたレアル・マドリーだが、ダビド・デ・ヘア獲得を断念したようだ。スペイン『スポルト』紙が報じた。
マドリーはキコ・カシージャとケイラー・ナバスの2人が正守護神の座を争っているが、彼らがいるにもかかわらずデ・ヘアに4000万ユーロ(約54億円)を投資するのは得策でないと考えたようだ。
一方のユナイテッドは18日と26日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフに向けた選手登録リストにデ・ヘアの名前を含めた。8日のプレミアリーグ開幕戦では「プレーする心理状態にない」としてルイス・ファン・ハール監督によってメンバーから外されていたが、CLに登録されたことで残留に傾いていると見られる。
デ・ヘアの控えとしてセルヒオ・ロメロを獲得したユナイテッドには5人のGKがおり、中でもビクトール・バルデスは指揮官との関係悪化により退団が濃厚になっている。CLのメンバーからも漏れた。
現行契約が今季で満了となるデ・ヘアは、契約延長に応じなければシーズン終了とともに自由に移籍先を探すことができる。マドリーはそこで改めて獲得に乗り出すようだ。
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