ローマの元イタリア代表DFフェデリコ・バルザレッティ【写真:Getty Images】
セリエAのローマに所属する元イタリア代表DFフェデリコ・バルザレッティが現役引退を考えているようだ。11日の伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同局によると、バルザレッティは12日に記者会見を開き、現役引退を表明するとしている。また、引退後はローマのスポーツディレクターであるウォルター・サバティーニ氏の元でクラブスタッフとして働くつもりだとしている。
バルザレッティは6歳の時にセリエAのトリノのユースチームに加入。その後、イタリア3部のヴァレーゼやイタリア4部のシエナなどを転々とし、2002年に再びトリノに復帰した。
同年9月のインテル戦でセリエAデビューを果たすと2005年にはユベントスに移籍し、公式戦28試合に出場してリーグ優勝に貢献。ローマには2012年に加入し、現在までに公式戦44試合に出場しているが、ここ2シーズンは怪我に悩まされたこともあって出場数が減少していた。
昨季は4月4日のナポリ戦でおよそ500日ぶりにメンバー招集となり、最終節のパレルモ戦で567日ぶり出場を果たしていた。
イタリア代表としては2010年11月のルーマニアとの国際親善試合で代表デビュー。EURO2012では4試合に出場してチームの決勝進出に貢献している。
【了】