先制点を挙げるMFカルロス・サンチェス【写真:Getty Images】
スルガ銀行チャンピオンシップ2015OSAKAが11日に万博記念競技場で行われ、アルゼンチン1部のリーベル・プレートがガンバ大阪を3-0で下した。
スルガ銀行チャンピオンシップは、コパ・スダメリカーナで優勝したクラブと2014年のヤマザキ・ナビスコカップで優勝したJリーグのクラブで争われる大会で、年に1回開催されている。昨年は柏レイソルがアルゼンチン1部のCAラヌースに2-1で競り勝っている。
試合は、リーベルが前半8分にMFカルロス・サンチェスのPKで先制すると、31分に左CKからDFガブリエル・メルカドが合わせて追加点を挙げる。さらに61分には途中出場のMFゴンサロ・マルティネスが左足で鮮やかにネットを揺らし、コパ・リベルタドーレスを制した南米王者が日本の三冠王者を圧倒した。
G大阪はFWパトリックが何度も決定機を迎えたが不発に終わり、結局最後までゴールを奪えなかった。なお、東アジア杯に出場していた日本代表のMF倉田秋とDF藤春廣輝は途中からプレーしたものの、FW宇佐美貴史、DF丹羽大輝、DF米倉恒貴、GK東口順昭ら主力メンバーはベンチから外れていた。
日本勢は同大会5連覇中だったが、2009年に大分がインテルナシオナルに敗れて以来の逸冠となった。リーベルは12月に開催されるクラブW杯でも南米代表として来日することが決定している。
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