レスターに所属するFWヴァーディー(左から2人目)【写真:Getty Images】
レスター・シティに所属する日本代表のFW岡崎慎司の同僚でイングランド代表のFWジェイミー・ヴァーディー(28)が、アジア人男性に向かって人種差別的発言をしたと、英紙『サン』が報じている。
記事によると、ヴァーディーは7月下旬にレスター市内のカジノでポーカーをしていた際、アジア人と思われる他の客が後ろで同選手のカードを見ていたとして、日本人を指す差別用語の「JAP(ジャップ)」を連呼して罵ったと伝えられている。
現場に居合わせた目撃者は「ヴァーディーは獣のように振る舞っていて、ぞっとするような感じだった。ひどかったよ。差別用語の後は数分間に渡って『出て行け』と叫んでいた」と証言。また、ヴァーディーと一緒にカジノを訪れていたチームメートのFWデイビッド・ニュージェントとDFリッチー・デラートは、放送禁止用語を連発しながら暴走する同選手を止めようとしていたという。
レスターは今年6月にもタイ女性との淫乱パーティーで人種差別的行為をした所属選手3名に懲戒解雇の処分を下して話題となった。なお、レスターとイングランドサッカー協会(FA)は事件についてのコメントは差し控えている。
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