ドルトムントに所属するMFギュンドアン(右)【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのユベントスが、ボルシア・ドルトムントに所属するドイツ代表のMFイルカイ・ギュンドアンに関心を示していると、伊TV局『メディアセット』が報じている。
ユベントスは今夏にMFアンドレア・ピルロとMFアルトゥーロ・ビダルが退団したため、攻撃の核となる中盤選手の補強を目指している。これまではMFユリアン・ドラクスラー獲得に向けてシャルケと交渉を進めていたが、移籍金に関する折り合いがつかず、選手本人とは合意に至っていたものの結局破談となってしまった。また、MFマリオ・ゲッツェの獲得にも乗り出していたが、バイエルン・ミュンヘンとの交渉が進展しなかったため、現在は新たなターゲットを絞り込んでいる。
ギュンドアンは2011年夏にドルトムントに加入以降、視野の広さと正確なパスを武器にブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献。一昨年は怪我の影響で長期離脱を強いられたが、2014/15シーズンの途中から戦線復帰し公式戦33試合で3得点をマークした。
今夏はイングランドのマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルからオファーを受けるも、先日ドルトムントとの契約を2017年まで延長。7月25日に行われたユベントスとのプレシーズンマッチでは先発出場し、チームを2-0の勝利に導いている。
ユベントスは24歳の司令塔を獲得してスクデット5連覇を盤石なものにしたいと考えている。
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