ミランに所属するFW本田【写真:Getty Images】
ミランに所属する日本代表FW本田圭佑(29)の獲得に向けてイングランドの2クラブが本腰を入れ始めたようだ。
伊紙「コリエレ・デッロ・スポルト」によれば、プレミアリーグの名門であるエバートンとトッテナムが本田獲得への圧力を強めていると報じられている。両クラブは、当時CSKAモスクワに所属しながらミランとの移籍交渉を具体化させていた2013年夏にも本田に関心を示し、同選手がもつピッチ内外での存在感を高く評価しているという。なお、移籍金は400万ユーロ(約5億4000万円)ほどになる見通し。
一方、シニシャ・ミハイロビッチ新体制のミランは、トップ下のポジションに昨季チーム得点王のFWジェレミー・メネズ、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラ、そして新加入のMFアンドレア・ベルトラッチなどもいるため、高額年俸の本田を放出することに前向きだと伝えられている。今後のアピール次第で先発をつかむことも可能な本田に対し、イングランドの2クラブは“ミランの10番”を超える価値を示し、移籍を実現させることはできるだろうか。
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