リバプールのU-20イングランド代表FWジョーダン・アイブ【写真:Getty Images】
ナイジェリア代表関係者は5日、プレミアリーグのリバプールに所属するU-20イングランド代表FWジョーダン・アイブにナイジェリア代表入りを要請するため渡英した。6日付けの英紙『デイリー・メール』が報じている。
ロンドン生まれでナイジェリア出身の父を持つアイブは、イングランドとナイジェリアの二重国籍を保有している。各世代別のイングランド代表としては出場経験を持つが、A代表での出場経験はないため、将来的にどちらか一方を選ぶことになっている。
これまでには元リバプールのFWビクター・モーゼス(現チェルシー)、ハル・シティのFWソーン・アルコが、アンダー世代で選択していたイングランド代表からA代表でナイジェリア代表に変更している。
同紙によると、ナイジェリア関係者が水曜日にロンドンに渡り、アイブと会談を開いたとしている。
昨シーズンの前半は、イングランド2部のダービー・カウンティにレンタル移籍し20試合出場で5得点。今年1月にはリバプールに復帰し、12試合に出場。19歳でありながら活躍しているアイブをナイジェリア関係者は放っておくことが出来ないようだ。
アイブは今夏、アジアツアーのシンガポール選抜との試合でゴールを決めている。成長著しいアイブは、はたしてどちらのA代表の道を選ぶのだろうか。
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