伊メディアから辛口評価を下された本田圭佑【写真:Getty Images】
セリエAのミランは4日、ドイツ・ミュンヘンで行われたアウディカップ初戦でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-3で破れた。伊メディア『ミランニュース』は、この試合でスタメン出場した日本代表MF本田圭佑を辛口評価をしている。
同紙は「本田は先発出場を果たし、後半28分までプレーしたがスピードがなく、ボールを奪われすぎていた。他の選手との距離感が悪くスペースも開けていた」と評価をつけている。
試合後にミランを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は「彼らは相手の対応に困っていた。もっと勇気を持って攻めるべきだったが、それが出来なかった。だが自信を失ってはいけない」とコメントし、反省の弁を述べた。
「我々がやっていることには間違いはないし、もっと多くのことが出来るはずだ。ボナヴェントゥーラは複数のポジションをこなすことが出来るため中盤で起用した。選手にとって適切なポジションはどこであるか把握するためでもある。ボナヴェントゥーラは本田やメネスと比較して、異なる特徴を持っているよ」
本田はトップ下を主戦場とし、MFジャコモ・ボナヴェントゥーラなどとポジションを争っているが、ミハイロビッチ監督は公平にチャンスを与えている。
アピール次第では定位置確保の可能性もありそうだが、開幕戦でスタメンを掴み取ることが出来るだろうか。
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