アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するスペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、新シーズンに向けた意気込みを語った。4日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
トーレスは1995年にアトレティコの下部組織に入団。2001年5月にスペイン2部のレガネスとの試合でトップチームデビューを果たし、アルバセテ・バロンピエ戦で初ゴールを決めた。その後はリバプールやチェルシーでプレーし、2015年1月にミランに完全移籍をすると同時に、期限付き移籍で古巣アトレティコへ復帰した。
来シーズンに向けてトーレスは「僕はリーグタイトルを取ったことがないし、アトレティコでそれを獲得することが出来たらとても特別なものになると思う」とコメントし、アトレティコでリーグ制覇を目指していることを明かした。
「僕は良い状態にあると思っているし、高いレベルでプレーする意欲がある。僕にはまだ何年もの時間が残されているし、ここで楽しみたいと思っているよ」
昨シーズンの前半はミランでプレーし、10試合に出場して1得点に終わっていた。しかし、アトレティコに移籍したシーズン後半では、リーガエスパニョーラで19試合に出場して3得点。さらに、コパ・デル・レイでは4試合で3得点を記録するなど、徐々に調子が上向いていた。
今季からトレードマークである背番号「9」を背負うトーレス。愛するクラブでかつてのような輝きを放つことが出来るだろうか。
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