JFA(日本サッカー協会)は今月4日、MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPOREに臨むサッカー日本代表のメンバーを発表する。今回は、9・10月シリーズの日本代表メンバーの中から、所属クラブで調子を落としており、今シリーズの招集に不安が残る選手をピックアップして紹介する。※情報・成績は2日時点[5/5ページ]
FW:塩貝健人(しおがい・けんと)
生年月日:2005年3月26日
所属クラブ:ヴォルフスブルク(ドイツ)
2026/27リーグ戦成績:9試合0ゴール0アシスト
【ドイツ2部でも通用していない?】
ステップアップしたはずが、キャリアは思わぬ停滞を迎えている。
オランダのNECナイメヘンで得点力を発揮し、2026年1月にヴォルフスブルクへ加入した塩貝健人。しかし、ドイツでは期待されたような活躍を見せられていない。
昨季、ヴォルフスブルクはブンデスリーガから降格。今季はドイツ2部で戦っており、塩貝にとっては出場機会を増やし、自身の実力を証明する絶好のチャンスだった。
ところが、現実は厳しい。
ここまでリーグ戦9試合に出場して、ゴール・アシストともに「0」。先発はわずか2試合で、プレータイムも255分にとどまっている。
しかも、最近は途中出場しても数分間しかプレーできない試合が続いている。
10月17日のハイデンハイム戦では1分間、23日のボーフム戦では2分間の出場に終わった。
もちろん、これだけ短い時間で結果を残すことは簡単ではない。しかし、途中出場からゴールを奪うことを武器としてきた塩貝にとって、その役割すら十分に果たせていない現状は深刻だ。
【ドイツ杯2得点でも、評価は覆るのか】
そんな塩貝にも、ようやく光が差した。
10月28日のDFBポカール2回戦、フライブルク戦では2ゴールを記録。公式戦で久々に得点力を示し、自身の存在をアピールした。
ただし、この活躍だけで今季の苦戦が帳消しになるわけではない。
チームは2-3で逆転負けを喫し、大会から敗退。塩貝自身も、リーグ戦では依然として無得点という事実が残っている。
ヴォルフスブルク加入時には、クラブ側も塩貝のスピードや運動量、プレス能力を高く評価していた。だが、期待されていることと、実際に戦力として計算されることは別問題だ。
21歳という年齢を考えれば、巻き返す時間は十分に残されている。それでも、今後も出場機会が増えないようであれば、キャリアプランの見直しを迫られる可能性がある。
ドイツ杯の2得点を反撃の狼煙にできるか。それとも、リーグ戦ではこのまま埋もれてしまうのか。塩貝は今、重要な分岐点に立たされている。
【著者プロフィール:編集部】
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