「まだまだ課題がある」と感じた部分とは
その後、アディショナルタイムを含め大分に押し込まれたが、最後までゴールを割らせることなく勝ち点3を奪い切った。
前は「まず(ロングボールを)蹴らせないようにプレッシャーに行くところと行かないところは我慢強くという意味で試合を通してできたと思いますが、まだまだビルドアップの部分で課題があると感じました。ただ、こうやって勝ちながら反省していくことができるのは良いことだと思うので、見返して修正していきたいと思っています」と、さらなる向上を誓った。
今年の9月には32歳を迎える前は、高いサッカーIQを持ち、右でも左でも、前線でも後ろでも複数のポジションで「どこでもできる自信はある」とマルチロールな選手だ。これまで所属していたレノファ山口FCでは、2023シーズンにリーグ戦34試合に出場、2024シーズンには同37試合に出場するなど、積み上げてきた経験値もあるが、チーム方針や戦術もある中で開幕戦以来となったスタメンでのチャンス。試合に出られない状況下でも本番に備え、日々のトレーニングに向き合ってきた。
前はどのようなマインドだったのだろうか。