ジェフユナイテッド千葉 最新ニュース
明治安田J2リーグの第10節、ジェフユナイテッド千葉対大分トリニータが20日に行われ、ホームの千葉が1-0で勝利した。左サイドバックでの起用ながら、前貴之はこの試合でチーム最多の3本のシュートを記録した。開幕節以来の先発出場に持ち味を発揮した前だが、激しいポジション争いに気の緩みはない。(取材・文:石田達也)
開幕戦以来の先発出場となった前貴之

【写真:Getty Images】
ジェフユナイテッド千葉は、フクダ電子アリーナで大分トリニータと対戦し1-0で勝利を収め、J2リーグ首位を堅持した。
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小林慶行監督は「得点を取ることがすごく難しいゲームになることは明確にわかっていました。その中で、まずは自分たちが相手をゼロに抑えられたことがすごく大きかったと思います。久々にスタメンでピッチに立った選手たちの一発で勝ち点3を取れたことがすごく大きいと思います」と振り返ったように、チームには日替わりヒーローが生まれている。
連勝を続けるなか、指揮官はメンバーを入れ替え、左サイドバックに前貴之を、そしてボランチにはエドゥアルドを抜擢。二人とも開幕戦以来の先発だった。
千葉がボールを保持し試合を進める展開で、前半から存在感が際立っていたのは前だった。8分には前を起点とするパスワークでコーナーキックを獲得。さらに15分には素早いリスタートから前が大分守備陣の背後を狙うスルーパスを放つ。その1分後には右サイドの田中和樹のクロスに前が約25メートルの位置から左足を振っていくが、これは僅かに枠を捉え切れなかった。