UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

ルイス・フィーゴ氏がUEFAチャンピオンズリーグを語る

　現役時代には、スポルティングCPやバルセロナ、レアル・マドリード、インテルでプレーした元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏が、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の優勝候補としてパリ・サンジェルマン（PSG）を挙げた。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、現地時間21日に報じている。

　
　24/25シーズンも佳境を迎え、ベスト4が出そろった欧州CL。すでにリーグ戦では優勝を決め、念願のヨーロッパ王者を目指すPSGは、ラウンド8でレアル・マドリードを圧倒したアーセナルと準決勝で対戦する。もう一方では、ハンジ・フリック監督の下、爆発的な攻撃力を武器に勝ち上がってきたバルセロナと準々決勝でバイエルン・ミュンヘンを下して、ベスト4に駒を進めたインテルがファイナルの座を懸けて争うことに。そんなセミファイナルを前に、フィーゴ氏が語った。

　52歳になったポルトガルのレジェンドは、今季の欧州CLの優勝候補について聞かれ、「私から見れば、PSGは非常に安定した成績を残していて、フィジカル面でもかなり良い状態だと思う。でも、すごく難しいね。どのチームが勝つかは自信を持っては言えない」と答えた。

　さらに、古巣対決となるバルセロナとインテルについても言及し、「この2チームはスタイルが異なるが、インテルは守備的なチームというだけではない。そう考えるのは間違いだ」と話し、「インテルは今シーズン、三冠を狙える位置にいる。イタリアのチームらしく守備は堅く、チャンピオンズリーグでも失点が少ないが、試合を決定づける力を持った選手たちもいる。インテルを単なる守備的なチームと見なすのではなく、チーム全体を総合的に分析すべきだと思う」とシモーネ・インザーギ監督率いるチームの印象を語った。

　一方で、18/19シーズン以来のベスト4に進出したバルセロナについて、フィーゴ氏は「フリック監督のことは以前から知っていたし、バイエルン・ミュンヘンで非常に良い仕事をしていた。私は、彼がクラブに、自分の哲学をどのようにバルセロナのに落とし込むかが、気になっていた。でも、ここまで彼は素晴らしい仕事をしていると思う」と今季から指揮を執っているドイツ人指揮官を称賛した。

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