13位:ジェイソン・キニョーネス

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年8月17日
所属クラブ:横浜F・マリノス
能力値:79(攻撃力65、テクニック75、スピード80、パワー85、守備力90)
スペシャリティ(特殊能力):エースキラー
総合的なディフェンス能力の高いセンターバックで、新加入ながら守備の要として存在感が際立っている。スティーブ・ホーランド前監督の求める戦術タスクもしっかりとこなしながら、レスポンスと瞬発力の高さで、相手のショートカウンターを封じる。裏を取られかけても、リカバリーできるだけのスピードがあり、ファウルなしで潰し切るディフェンスはキニョーネスの見せ場だ。
特にAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では彼のパワーがそのまま守備力として発揮されるシーンが多い。エアバトルはサンフレッチェ広島の荒木隼人や鹿島アントラーズの植田直通のようなスペシャリストではないが、必要な局面ではしっかりと競り合って、相手FWに優位な状況を作らせない仕事ぶりは見事だ。
南米のディフェンダーらしく、攻撃面はボールを扱う技術に関しては水準以上だが、慣れないディフェンスラインもあってか、自陣からのミスパスの多さは序盤戦で目立っている。コロンビア国内でもトップランクの選手として評価されるが、国外クラブでのプレーは横浜F・マリノスが初めてであり、周りの選手との細かいコミュニケーションはまだ苦労しているかもしれない。
現時点でもJリーグでトップランクのセンターバックだが、さらに慣れてくれば、シーズン終了後にベストイレブンに選出されてもおかしくないタレントだ。