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38歳となった現在も第一線で活躍し続ける長友佑都。サッカー日本代表が2026年のFIFAワールドカップ行きを決めたことで、5大会連続での本大会出場の可能性も出てきた。では、過去にW杯5大会連続出場の偉業を成し遂げたのは誰なのか。その功績を振り返る。(成績は『transfermarkt』参照)
DF:ラファエル・マルケス(元メキシコ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1979年2月13日
出場大会:2002年、2006年、2010年、2014年、2018年
W杯通算成績:19試合3ゴール2アシスト
バルセロナなどで活躍したメキシコ代表DFラファエル・マルケスは、ワールドカップ(W杯)5大会でチームの要としてプレーしてきた。
メキシコのアトラスでプロデビューをしたマルケスは、20歳のときにフランスのモナコに移籍。99/00シーズンにはリーグアン制覇にも貢献するなど、若い頃から脚光を浴びる存在として活躍してきた。
そんなマルケスがビッグクラブにステップアップを果たしたのは2003年夏のこと。当時フランク・ライカールトが指揮を執っていたバルセロナに加入すると、その後のジョゼップ・グアルディオラ政権時まで約7シーズンに渡り、センターバックや中盤の位置でチームを支えた。
メキシコ代表でもチームの支柱として活躍していたことには変わりない。
1998年のW杯フランス大会後のコパ・アメリカ1999の頃から代表に定着すると、自身初のW杯出場となった日韓大会では、すでにキャプテンを任されていた。
その後に出場したW杯4大会の中で、マルケスが欠場した試合はわずか1試合のみ。グループステージ突破が決まっていた2018年ロシア大会のスウェーデン代表戦のみということからも、マルケスがいかにメキシコ代表にとってなくてはならない存在だったことがわかるだろう。
1994年のアメリカ(合衆国)大会以降、毎大会ラウンド16で涙を飲んできたメキシコだが、マルケスをもってしてもそのジンクスを打ち破ることはできなかった。自身最後の大会となったロシア大会、ラウンド16でブラジル代表に0-2と完敗したマルケスは、その後に現役引退を発表している。
39歳まで代表の為に戦い続けたレジェンドのプレーは、メキシコ国民の心に深く刻まれ続けるだろう。
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