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イマノル・アルグアシル監督は試合後に何を語った?
サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間20日、ラ・リーガ32節でビジャレアルCFと対戦し、2-2で引き分けた。試合後、イマノル・アルグアシル監督は、「相手の方が上回っていたと認めざるを得ない」と語っている。スペインメディア『as』が、報じている。
9位ソシエダが、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の5位に位置するビジャレアルの敵地に乗り込んだ一戦。久保は2試合連続でスタメンに名を連ねた。試合は、アウェイチームが、ジェレミ・ピノに先制点を奪われ、1点を追う苦しい展開に。それでも19分に獲得したPKをミケル・オヤルサバルが決めて後半へ。
そして、49分にはオヤルサバルが相手GKルイス・ジュニオールへの猛プレスからネットを揺らして、逆転に成功。しかし、60分にアジョセ・ペレスにゴールを奪われ、再び同点に。勢いに乗るホームチームに対し、イマノル監督は5バックに布陣を変更したものの、うまく機能せず、その後は完全に押し込まれる。ただ、3度もビジャレアルのゴールがVARに取り消されるという運にも恵まれ、2-2で試合は終了。内容面では完全にホームチームに上回られたが、ソシエダは勝ち点「1」を持ち帰ることとなった。なお、久保は86分にピッチを後にしている。
試合後、イマノル監督は「相手の方が上回っていたと認めざるを得ない。我々にとってベストゲームではなかった。この勝ち点を獲得するために多大な努力をしなければならなかった。試合前に思い描いていた展開とは違い、普段やり慣れていない守備的な戦い方を強いられた。しかし、この勝ち点『1』には価値がある。次の(デポルティーボ・)アラベス戦では、もっと良い内容のゲーム運びを目指したい」と低調な出来に終わったことを認めた。
さらに、3つのゴール取り消しについては「今回は、我々に有利に働いたが、今までは不利になったこともあった。取り消されたということは、ゴールではなかったということだ。3つは多いが、2つのゴールが取り消されたことは何度もある。それはフットボールの一部であり、何も言うことはない」と多くは語らなかった。
来季の欧州カップ戦出場権獲得を目指すソシエダの次節は23日、敵地で18位アラベスと対戦する。
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