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「転機かもしれませんね」北海道コンサドーレ札幌FWバカヨコは岩政大樹監督の言葉に奮い立った「次の日から1週間、頑張った」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アマドゥ・バカヨコ 北海道コンサドーレ札幌 

【写真:Getty Images】

FWアマドゥ・バカヨコが決勝ゴール

 北海道コンサドーレ札幌は20日、明治安田J2リーグ第10節で藤枝MYFCと対戦し、2-1でホーム2連勝を決めた。逆転ゴールを決めたFWアマドゥ・バカヨコが試合後、取材に応じ、FWとしての仕事ができたことに安堵感を漂わせた。

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 待望の瞬間は1-1で迎えた54分だった。ショートコーナーからクロスを頭でたたきつけ、決勝ゴールを奪ってみせた。「やっぱりチームのためのストライカーなので、ストライカーらしい点を決めたかった。やっと点を決めて勝ちにつながったし、それがすごく嬉しいです」と4試合ぶり今季2ゴール目を素直に喜んだ。

 バカヨコはチーム加入2年目。シエラレオネ代表にも名を連ねるストライカーだが、今季はここまで7試合に出場するも得点は1ゴールのみ。前節の水戸ホーリーホック戦では、相手と小競り合いになるほど熱くなって、イエローカードを受けるなど、いまひとつ波に乗り切れていなかった。

 しかも、ゴールを決める直前、FWキム・ゴンヒがバカヨコとの交代準備をしていた。岩政大樹監督はこのときのことを、「ひとつの彼の転機かもしれませんね。先週の水戸戦の振る舞いがエースストライカーとしてふさわしくない行動だったと思うと伝えた上で(練習の2日間)スタメンから外してたんですけども、(試合前の最後の2日間は)ものすごく良い姿勢でプレーをした。ゴール前に入っていくところももっとなんですけど、1点をきょう取れたことで彼の中で自信になってくれればいいなというふうに思ってます」とバカヨコのプレーぶりを振り返った。

 この1週間はバカヨコにとって大切な時間となった。水戸戦での自身の行動を反省し、「あの試合(水戸戦)の次の日から1週間、練習を思いっきり頑張った。もちろん、この試合も思いっきり頑張ってチームのために、力になるように頑張ってました」と岩政監督の言葉に奮い立ち、結果で示してみせた。

 チームを勝利に導くゴールを奪い続けてこそ、真のエースストライカーだ。

「僕はいつも自信を持っている男なので、こういうゴールで自信がつくわけではない。でも、もっとシュートを打って、もっと良いポジションに入れるように、チームのためにもっとやりたい」

(取材・文:編集部)

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