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【写真：Getty Images】

ホルシュタイン・キールFW町野修斗が公式戦9ゴール目

　サッカー日本代表FW町野修斗が所属するホルシュタイン・キールは現地時間19日、ブンデスリーガ第30節でRBライプツィヒと対戦し、1-1で引き分けた。ドイツメディア『shz』は、キールの選手を評価。この試合で先制ゴールを挙げ、78分間プレーした町野には、まずまずの点数がつけられている。

　最下位で残留争い真っ只中のキールが、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内となる4位に位置するライプツィヒとのアウェイゲームに臨んだ。均衡が破れたのは44分。DFライン裏に抜け出したスティーブン・スクリプスキのグラウンダーの折り返しを町野が走り込みながら、右足でネットを揺らして、チームに先制点をもたらした。先手をとったキールだったが、74分にベンヤミン・シェシュコにPKを決められて同点に。このまま試合は終了し、1-1のドロー決着となった。

　同メディアは、今季公式戦9ゴール目（ブンデスリーガでは8得点目）を奪った25歳の日本人ストライカーに「3」（1が最高、6が最低）をつけ、「パス成功率は76パーセント。何度も裏への動きを見せて、チーム全体を牽引した。リーグ戦8得点目となるゴールでは、良いランニングから冷静にダイレクトシュートを決め、彼の決定力を見せつけた。しかし、後半は前半ほど目立った活躍はできなかった」と寸評を綴っている。残留に向けて厳しい戦いが続くチームの中で、町野は残す4試合でさらに得点を積み上げられるか注目だ。