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ヴィッセル神戸がFC町田ゼルビアに1-0で勝利

　ヴィッセル神戸は20日、2025明治安田J1リーグ第11節で本拠地「ノエビアスタジアム神戸」にFC町田ゼルビアを迎え、1-0で勝利。3連勝を飾り、リーグ戦5勝目を手にした。試合後、吉田孝行監督は「気持ちの面で負けなかったのがよかった」と選手の戦う姿勢を評価した。

　16日水曜日に行われた川崎フロンターレ戦（2-1で勝利）から、中3日で迎えた今節の町田戦。徐々に本来の力を取り戻しつつある王者は、0-0で迎えた62分に均衡を破る。佐々木大樹の落としを右サイドからダイレクトでクロスを上げた井手口陽介のボールを岡村大八がクリアしきれず。これがオウンゴールとなり、ホームチームが先制に成功する。この1点が決勝点となり、神戸が中3日おきに戦ってきた3連戦を見事に3連勝で乗り切った。

　吉田監督は「気持ちのぶつかり合いというか、相手も良いチームだったので、気持ちの面で負けなかったのがよかった」と試合を振り返り、「みんなでプレスバックまでがんばってくれて、本当に全員で戦ってくれた」と選手を称えた。

　主将のDF山川哲史を中心にゼロに抑えた守備陣には「相手の強力な攻撃陣を抑えて、自信になると思う」と話した48歳の指揮官は、この一戦での勝利を「大きい。連戦をしっかり3連勝で締めくくれた」と勝利の喜びを噛み締めながら語った。3連覇を目指す神戸は、序盤は負傷者が相次いだ影響もあり、苦しい戦いを強いられていたが、ここに来て調子を上げてきている。
　

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