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北海道コンサドーレ札幌が藤枝MYFCに競り勝つ
明治安田J2リーグ第10節、北海道コンサドーレ札幌対藤枝MYFCが20日に大和ハウス プレミストドームで行われた。1年でのJ1復帰を目指す札幌は第9節を終え、3勝0分6敗で降格圏間近の17位と苦しんでいる。一方の藤枝は前節、首位のジェフユナイテッド千葉にあと一歩及ばず。攻撃的スタイルを貫き、連敗を止められるか。
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前節の水戸ホーリーホックとの試合では、課題としていた開始早々の失点、さらに退場者を出すなどして、1-3で完敗した札幌。一方、藤枝は首位・千葉に敗れはしたが、0-3から1点差に迫るなど、最後まで猛攻の姿勢を続けた。
両チーム初対戦となった試合は立ち上がりから藤枝が積極的にシュートを放つなど、札幌ゴールに襲い掛かる。7分、藤枝がCKを獲得し、MFシマブクカズヨシがクロスを蹴り込む。これに反応したMF金子翔太がヘディングシュートを放つも、GK中野小次郎にセーブされる。しかし、こぼれ球に詰めたDF楠本卓海が押し込み、藤枝が先制点を挙げた。
札幌は藤枝の攻撃に対して守る時間帯が続いたが、徐々に本来の攻撃の形を取り戻す。立て続けにCKを獲得し、藤枝ゴールに迫っていく。すると27分、右サイドからの突破を幾度か試みていたMF近藤友喜がPA手前で倒され、FKを獲得する。
キッカーは右のトップで起用されたMF田中克幸。得意の左足でゴール左上を狙ったボールはGK北村海チディが触るもそのままゴールネットに吸い込まれ、30分、札幌が同点に追いつく。その後、両者互いに攻め込むが、得点を奪うことができず、試合を1-1で折り返す。
後半も立ち上がりから札幌が攻撃を仕掛ける。54分、札幌はCKを獲得し、MF青木亮太がショートコーナーを選択。再びボールを受けた青木がクロスをあげると、FWアマドゥ・バカヨコが頭でたたきつけ、札幌が逆転に成功する。
藤枝は次々に交代カードを切り、攻撃に転じたいところだったが、中々シュートまで持っていけず、決定機らしい決定機を作ることができない。札幌は最後まで集中力を切らさず、この1点を守り抜き、ホーム2連勝を決めた。
【試合結果】
北海道コンサドーレ札幌 2–1 藤枝MYFC
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