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【写真:Getty Images】
遠藤の後釜にラツィオMFを獲得か?
サッカー日本代表MF遠藤航が所属するイングランド・プレミアリーグのリバプールは、イタリア・セリエAのラツィオでプレーするMFニコロ・ロヴェッラの獲得に関心を示しているようだ。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が現地時間18日に報じている。
現在23歳のロヴェッラは、23年夏にユベントスからラツィオに2年間のレンタル移籍。今季はリーグ戦27試合に出場している。ラツィオへのレンタル移籍には25年夏の買取義務が付随しており、その移籍金は1500万ポンド(約28億円)だ。
報道によると、ラツィオは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得できなかった場合、財政的な問題からロヴェッラを獲得したとしてもすぐに手放さなければいけない状況のようだ。なお、同クラブは、リーグ戦32試合を消化した時点で勝点56の6位につけている。CL出場圏内の4位ユベントスとは3ポイント差だ。
同メディアは、「イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、リバプールとアーセナルが、ロヴェッラについて問い合わせをしているという。今後数週間のうちに、獲得に動くかどうか注目だ」と述べた上で、「アーセナルは、来季にMFトーマス・パルティとジョルジーニョを欠くことになる。質の高い選手は必要であり、イタリア人MFは理想的な補強になるだろう」と、アーセナルが関心を示している理由について伝えた。
また、リバプールについては、「質の高い守備的MFを必要としていることは周知の事実だ。ロヴェッラは守備の強化に貢献するだろう。また、クリエイティブな選手たちがより自由にプレーできるようになる。遠藤航の能力をさらに向上させる可能性を秘めている選手だ」と、今夏の移籍が噂されている遠藤の後釜として適した選手だと言及している。
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